不倫というのは、相手のパートナーを奪う行為でもある。
だから不倫をすることは決して喜ばしい事ではない。
しかし人間というのは弱い生き物で、その時その瞬間に魔がさすこともある。
それをどう捉えるかはその夫婦次第のところもある。
しかし魔がさす時というのは、一日経てば後悔が生まれ、しばらく不倫し続けることはない。
一晩のみということがほとんどだ。
その後も不倫し続けるというのは、それは相手に惚れていることになる。
惚れているということは、パートナーがいるにも関わらず他の相手のことが好きになり、一時的に二人の人を好きになっているということになる。
もちろんそれだけで言えば、別に悪い事ではない。
結婚していないのなら二人の人を同時に好きになる事はある。
ただ結婚というのは、相手のことを一生愛し続けることを誓う行為でもある。
だから不倫をするという事は、
一度誓った誓いを破る行為だ。
約束を破ることになる。
それは自分の言ったことに責任を持つべきである。
パートナーを愛し続けることを誓うのが結婚だ。
だから不倫はしてはいけないということになる。
ほとんどないパターンなのだが、お互いに不倫することを認め合っている夫婦であればそれは一つの形としてありと言えばありになる。
それ以外にも、
風俗へ行くだけなら不倫ではないと考える人も少なくないだろう。
それは、
「一度きり」
「恋愛感情がない」
それなら嫌な気持ちにはなるが、不倫というほどではないと考える人が多いということだ。
「ただ身体を重ねただけ」
という感覚を持っている人も現代では増えているということだ。
もちろんそれが正しい価値観かと言われるとそれは分からない。
ただ気持ちがあるのかないのかという事は、不倫に関してはとても重要な意味を持つ事は間違いないだろう。
不倫をすることがなぜいけないのか、
それは一生愛し続けるという誓いを破ることになるからこそ、不倫はいけないことだということだ。
ひと昔に比べたら不倫に対するイメージも変わってきているし、不倫をしている人数もかなり増えているように思える。
これから不倫に対するイメージは変わっていくだろう。
ただ、不倫に対するハードルは下がっているかも知れないが、
自分が一生愛すると誓った事は忘れないでほしい。
そして、パートナーを悲しませる行為だという事は忘れないでほしい。
他人や世間の意見は置いておいて、もう一度不倫というのはどういう事なのかを考えて、自分にとっての不倫というのはどういうものなのかを考えておく事は大切な事だろう。