私の言葉を聞いて、
少しでも為になったり、楽になってくれたら本当に嬉しく思う。
少しでも救われる人がいれば本当に嬉しく思う。
そんな気持ちで私は何かを伝えたいと思っている。
だけどその気持ちには、「人の為に書いている」という建前であり、
本当の気持ちは自分の考えに共感して欲しいだけなのかも知れない。
自分の生きる証が欲しいだけなのかも知れない。
自分のエゴであり、自分の考えの押し付けかも知れない。
私はただの偽善であり、れっきとした偽善者だ。
偽善者でもありエゴイストだ。
前の自分はそんな偽善者でありエゴイストな自分に対して劣等感を感じたり罪悪感を感じていた。
だけど今は違う。
偽善者であったとしても、
エゴイストだったとしても、
それでも自分の感じている気持ちは本物だから。
人の心に何かを届けたいという気持ちに嘘はないから。
人を助けたいという気持ちに偽りはないから。
その結果、やっていることが偽善者だったとしても、
その結果、得られるものがエゴイスチックなものだったとしても、
その結果、みんなが幸せになれば良い。
自分の力では大したことなんて出来ないかも知れない。
自分の無力さなんていうものは重々承知している。
だけどそれでも、自分に出来ることを精一杯やりたい。
自分に出来ることを精一杯やろうと思う。
生きている証が欲しいだけのエゴイストだったとしても、
そのエゴイストの言葉で一つでも心に残ってくれれば良い。
偽善者エゴイストの叫びを聞いて、
人の心を動かすことが出来たら私は本当に幸せだ。
感動してもらえたら、
そんなに嬉しいことはない。
その気持ちに嘘偽りはないから。
by 偽善者エゴイスト症候群