カウンセラーになりたいと思う人はとても増えているように思えます。
カウンセラーというのは、ちゃんとした資格が必要というわけではなく、自分自身が「私はカウンセラーです」と名乗ればカウンセラーになる事ができます。
誰でもなる事が出来ると言っても、何も経験も知識もなくて仕事として成り立つことは難しいです。
今日は、「カウンセラーになる為に必要な事」についてお話しします。
カウンセラーになる為に必要なこと
カウンセラーになる為に必要なことは大きく分けて三つあります。
寄り添う心
カウンセラーに必要なのは、カウンセリングを受けにきたクライアントに寄り添う心が大切です。
自分に知識があり、悩み自体が大きな悩みでなかったとしても、その人にとってはとても大きな悩みなのです。
その悩みを解決する為には、そのクライアントに寄り添い、同じ目線と立場に立って問題を解決する事が必要となります。
上から目線で言われて良い気持ちになる人はいません。
そのクライアントに寄り添い一緒に問題を解決する姿勢が大切なのです。
問題を解決する為に必要なことは、クライアントが納得する事が何よりも大切なのです。
問題自体が解決する事も大切ですが、クライアントが納得して次にすべき行動が目に見えて分かることで、不安や悩みが解決の方向へ向かっていく事が出来るのです。
自分自身も一緒に学ぶ心
カウンセラーとして働いていると、相談される事が多くなり自分自身の成長を疎かにする事がよくあります。
カウンセラーは先生として扱われてしまうので、どうしても上に立つような気持ちになってしまいますが、カウンセラーも同じく学んでいる身です。
クライアントの相談を受けながらも、しっかりと自分自身の成長と学び続けていく心を持ち続けていく事が大切です。
自分が話すのではなく聞いてあげる
クライアントがカウンセリングに来る理由として、解決方法を求めて来る人もいますがそれよりも、
「誰かに話を聞いてほしい」
と思って来る人がほとんどです。
ですから、アドバイスをするよりもしっかり話を聞いてあげる事が何よりも大切な事です。
カウンセラーになると、どうしても先生になった気分になってしまい、自分ばかり話してしまう事がありますが、それよりもクライアントの話を聞いてあげられる人の方がずっと良いカウンセラーだと言えるでしょう。
あとがき
カウンセラーというのは、誰でもなれる仕事ではありますが、話を聞いてあげたりちゃんとしたカウンセラーになるには簡単なことではありません。
知識も大切ですが、カウンセラーとしても心構えが何よりも大切なのです。
カウンセラーとは、人にアドバイスをすることや知識も大事ですが、それよりもしっかりと相手の話をよく聞き、寄り添って同じ立場に立って悩みを解決していく事が必要なのです。
その為には、
自分自身の学びと、相手の立場になって考えられる寄り添う心が必要なのです。
逆に言えば、それさえあれば誰でもカウンセラーになる事が出来るでしょう。
是非、参考にしてみてください。