日本ではカウンセラーや占い師に相談をするという習慣がなく、
「悩みがあるなら自分で解決しろ」
「人に相談するなんてみっともない」
「相談する人間弱い奴がすることだ」
そんなイメージを持っています。
それは昔から言われてきた先入観や一種の洗脳であって、それが常識かと言われるとそんなことはありません。
悩みを解決へと導いたり、心を楽にしたりリラックスさせることがカウンセラーや占い師の仕事です。
せっかくその道のプロがいるのですから相談する方が良いでしょう。
問題は専門家に任せる
家を作るには建築士に頼み家を作ってもらいます。
車が欲しいなら車屋さんへ行って買いに行きます。
欲しいものがあればお店に買いに行きます。
それらを全て自分で作っていては良いものも作れませんし時間がかかってばかりで良い結果が生まれません。
悩みだって同じことです。
悩みを解決するプロに頼んでしまった方が効率が良く、良い結果が生まれるから相談する。
それがみっともないとは私は思いません。
洋服が欲しいからとって自分で毎回作ることはありません。
洋服を作るのはプロに頼んでそれを買いに行くのが普通です。
それがみっともないとは思いません。
それと同じことなのです。
悩んでいたり解決出来ない問題があるのならカウンセラーに相談しましょう。
海外では常識。何かあればカウンセラーに相談する
海外ではカウンセラーに相談するということが日常的に行われています。
普通に生活していれば悩みや問題も多く、自分で解決するのは大変だったり、解決するための時間がないということもあるでしょう。
そんなときにその代わりになるのがカウンセラーです。
海外では、自分の専属のカウンセラーがいたり、契約をして顧問弁護士のように、顧問カウンセラーがいていつでも相談が出来るカウンセラーもいます。
例えば、夫婦喧嘩になり二人で話し合ってもらちがあかない時にカウンセラーに相談します。
そうして二人の間に入り、問題の解決へと導いてくれます。
その他にも、
大事な選択を迫られた時に、自分ではどちらを選べば良いかわからなくなった時にもカウンセラーに相談することもできます。
普段から相談していると信頼も出来ますし、その都度説明しなくても分かってくれているので話がスムーズでしょう。
いつも相談できるカウンセラーがいるとそれだけで安心感が違います。
何かあれば相談しようと思えることはとても大きな安心につながります。
海外ではそのように当たり前のように、自分の日常にカウンセラーがいるのです。
一人で悩んでネガティブになるくらいならカウンセラーに相談しよう
「一人で悩んで自分で悩みを解決する」
それが日本では素晴らしいことだとされてきました。
しかしそういう考えだからこそ、うつ病患者は増えていき、ストレス社会となっていています。
それがもっと、人に気軽に相談出来たり、心のケアがしっかり出来る環境と知識があればそんなことはないはずです。
困ったことがあっても我慢して、自分で解決しようとする必要はありません。
せっかく相談して解決できることがあるなら相談したほうが絶対に良いです。
全て自分でやろうと思う必要はありません。
一人で考え込んだり、悩んだりする時間に費やす必要はないのです。
その時間を悩むことに使うのではなく、相談したりして早く解決して、また一生懸命仕事に打ち込んだり、自分の好きなことに時間を費やせば良いのです。
カウンセラーに相談しても何も解決しないという考えを捨てましょう
「カウンセラーに相談したって話を聞くだけで問題は解決しない」
「結局問題を解決出来るのは自分しかいないだから相談しても無駄」
「アドバイスをもらっても行動に移すかわからないから意味ない」
そんな風に思っている人がたくさんいます。
確かに問題を解決するための行動をするのは自分自身しかいません。
しかし相談をして心が軽くなり、前向きにならないと問題というのは解決へと向かいません。
一人で悩んで行動をしなければいつまで経っても良い方向へは進みません。
そんな時に行動に移しても、ネガティブのままに行動をしてもちょっとダメだったら、
「やっぱり頑張っても無理なんだ」
「これは自分の運命だから変えられない」
のようにすぐに諦めてしまいます。
しかしポジティブになり絶対解決出来る、解決してやるという思いで行動していけば必ず良い方向へ進むことが出来ます。
何よりもカウンセラーに相談することでいろいろなことが納得出来たり、
理解することが出来れば、どうして今の状況になってしまったのかを理解することが出来れば、それだけでも解決する糸口が見つかりますし、色々なことが納得出来るはずです。
そうやって今の現状と自分自身の心を理解するためにも、相談することは大切なことなのです。
相談することの罪悪感を捨てよう
人に相談をすることが悪いことという気持ちはなかなかすぐに捨てることが出来ないかもしれません。
相談することの何が悪いのでしょうか。
もちろん人に話したくない内容であれば、カウンセラーなどの知り合い以外に相談すれば良いですし、友達に話せる内容ならそれでも良いでしょう。
あなたの周りのひともあなたが悩んでいる姿を見たくはありません。
あなただってそう思うはずです。
それなら早くその悩みを解決へと向かうために人に相談することは良いことです。
早く悩みをなくして、気持ちの良い時間を過ごすことをお勧めします。
悩む時間なんて短いほうがいいに決まっています。
その悩んでいる時間があるなら解決して自分の有意義な時間に使ったり、やるべきことをやりましょう。
時間は有限です。
悩んでいる時間を自分の好きなことに使いましょう。
カウンセラーは悩みを解決をするプロ
カウンセラーは、なぜか胡散臭いとかインチキくさいなどというイメージを持たれています。
それはメンタルに関しての話なので目に見えません。
人は目に見えないものに対してネガティブなイメージを持っています。
カウンセラーというのはマッサージや病院のように心を癒したり、楽にしたりするプロなのです。
胡散臭いものではありません。
意味のないものではありません。
心や気持ちに問題があるならプロに任せることが一番です。
あとがき
日本でのカウンセラーというのは、どうしても素人感が拭えていないようです。
「カウンセラーは誰でもなれる」
「素人がカウンセラーだと名乗ればカウンセラーになれるのだからそんな人に相談しても仕方ない」
そんなイメージを持たれているのも仕方ないのかもしれません。
確かに人の話を聞いて、悩みを聞くことは誰でも出来る事かもしれません。
しかしそんな誰でも出来る事だからこそ難しい部分もありますし、経験がものを言うのです。
話を聞くことは出来ても、それを解決へと向かうことはとても難しいことなのです。
カウンセラーにはしっかりとした知識と経験を身につけて、お客様に対応することが求められています。
逆を言えば、カウンセラー自体ももっとプロとしての自覚を持ってお客様に対応していかなければいけないのです。
そうしなければいつまで経っても、カウンセラーのマイナスイメージを取ることは出来ないでしょう。
「人に悩みを打ち明けることは弱い人間のやることだ」
「人に悩みを相談するということは恥ずかしい」
そんなイメージがありますがそんなことは全くありません。
カウンセラーというのは相談を受けて、悩みを解決するための仕事です。
相談をする方も何の抵抗も感じる必要はありません。
カウンセラーはたくさんの悩みを聞き、解決へと導いているのです。
そんな悩みのプロに悩みを相談をすることは恥ずかしいことでも弱い人間のやることでもなんでもありません。
そういう先入観や固定観念をなくし、悩みがあって解決したいと思うのならだれかに相談したり、カウンセラーに相談してみましょう。
そこから自分の道が切り開かれることもあるのです。